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瀬音 瀬音を更新しました 2024/05/16

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瀬音 瀬音を更新しました 2024/05/10

湯前町の黒澤さん 裂き織りと写真で親子共演(2024/05/16) (2024/05/16)
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裂き織り作品を説明する黒澤さん(右)
 傷ついたり使い古した衣服を裂き、新たな生地に生まれ変わらせる「裂き織り」の作品と、人吉球磨の“色と光”を写真で表現した親子展が、15日から人吉市紺屋町のasobibart街蔵で開かれている。19日までで入場無料。
 3年前に湯前町に移住した裂き織り作家の黒澤いづみさん(60)と、黒澤さんの娘で阿蘇市在住の写真家・井上彩さん(39)。今回初の親子による展示会となった。
 日本古来の「もったいない文化」を守り続ける裂き織り。幅1センチほどに裂いた古布を横糸、綿糸などを縦糸にして織り、丈夫なのが特徴とされる。
 黒澤さんは、裂いた古布によりをかけて糸状にする独自の手法で柔らかく、卓上の織り機でも織れるように工夫。この日のために、横糸には着なくなった娘の浴衣、こいのぼりで子どもの名前を染め抜いた矢旗、バブル時代のスカーフなど、それぞれの思いがこもったものを新しく生まれ変わらせ、それぞれの作品に物語を寄せた。
 裂いた着物が白無垢の和装やドレスとなった大作だけでなく、オブジェとして横糸に新聞紙、ビニール傘、衝緩材のプチプチを使ったドレスなどもあり、訪れた人たちは多彩な横糸で生まれ変わる手仕事の魅力を楽しんでいた。

●娘の彩さんは色と光を表現
 写真の部は「光と色の研究」と題し、湯前町の古民家から撮影した夕日と風に揺れる牧草の作品は撮影時を追体験してもらう工夫で、縦3メートル、幅1メートルのカーテン5枚に印刷。揺れるカーテンを風、ライトを夕日に見立てた。
 また、人吉球磨の自然を色で表現したり、アクリル板に印刷した朝露に輝く草原を光で再現したり、色情報をなくしたり、モザイクにするなどいろいろな手法を用いた写真を展示。訪れた人たちは「こんな多彩な色が自然にあるのは知らなかった」と驚いていた。
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