メタボリックシンドローム(通称メタボ)の予防、改善を図ろうと、人吉市体育協会主催の健康運動士、管理栄養士による「エアロ&筋コン教室」が、12日から人吉スポーツパレスで始まった。全22回の教室に60人が参加し、初日は内臓脂肪などの“実態”を本格的に測定した。 メタボとは、内臓に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」により生活習慣病などさまざまな病気を引き起こしやすくなる状態を指すという。
ことし4月に同施設などの指定管理となった同協会の活動第1弾で、県スポーツ振興事業団などによる有資格者の協力の下、運動に限らず、栄養面にも力を入れ、1人ひとりに適した運動、食事をサポートするのが特徴。
昼と夜の部に分かれ、各30人が参加しており、20歳代から70歳代と年齢層も幅広く、女性が多い。月2回で来年3月まで開かれ、教室名は有酸素運動のエアロビクスと筋肉コンディションの略称。
初回昼の部は午後3時から同施設小アリーナで開かれ、40歳代から70歳代の男女約30人が参加。開会式で、高見信義会長は「日常生活の中で運動が活発になるように習慣付け、メタボを予防してもらいたい」とあいさつ。同席した県立総合体育館の山口俊介館長が「1年間、皆さんの健康づくりを手伝わせてもらう」と述べた。
そのあと、参加者は5カ所に設けられた本格的な測定機器に分かれて体脂肪や筋肉率、骨率などの体組成や内臓脂肪、筋肉の量と質、力を測定。実際に腹部の内臓脂肪の断面図が画面に映し出され、自分の内臓に蓄積していた脂肪を目の当たりにした。次回は26日に体力測定と今回の測定結果の説明、栄養講座が予定されている。
人吉市中林町の篠原則子さん(56)は、「食べて、飲んで、動かない悪い習慣が付いて、脂肪のタイヤも身に付いた。最後まで頑張って参加したい」、山口館長は「各地で協力している。運動と栄養は両輪であり、科学的な分野によるスポーツ、栄養の面で指導する」と話していた。
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